安倍晋三が国葬の理由はなぜか、国葬された吉田茂元首相と比較して反対理由をご紹介!
安倍晋三氏が国葬の理由はなぜなのか、素朴な疑問。
の安倍晋三氏が国葬になることが政府により閣議決定されました。
安倍晋三氏の国葬決定では、賛否に分かれており、安倍晋三氏の国葬なのか理由はなぜかを問う人が多くなっているようです。
今回は、安倍晋三が国葬の理由はなぜか、国葬された吉田茂元首相と比較して反対理由をまとめました。
安倍晋三の国葬は元首相として2人目の55年ぶり
安倍晋三氏の国葬は元首相としては戦後2人目となります。
戦後、国葬が執り行われた唯一の例が吉田茂元首相。
佐藤内閣にて閣議決定がなされ、憲法の兼ね合いから宗教色を薄めた形での国葬として1967年10月31日、日本武道館にて執り行われた。安倍晋三元首相の国葬を心から望みます。 pic.twitter.com/PAUNGbr3w5
— あんかけナポリ (@napori_ankake) July 11, 2022
1967年に行われた吉田茂元首相以来、じつに55年ぶりの元首相の国葬です。
なぜ、吉田茂元首相以来、歴代の首相が国葬されていなかったのでしょうか。
最近の首相経験者の葬儀は、内閣と自民党が費用を分担する合同葬が通例となってます。
この点について、岸田文雄首相は記者会見で安倍元首相について「憲政史上最長の8年8カ月にわたり、卓越したリーダーシップと実行力をもって重責を担った」と言及。
さらに、「極めて高い評価を受け、内外から幅広い哀悼、追悼の意が寄せられている」ともコメントしています。
簡単にまとめると、以下の3点が安倍晋三が国葬になった理由です。
- 8年8カ月にわたる憲政で最長の首相
- 国内外での業績
- 国内外から弔意が寄せられいる
こうした理由で安倍晋三氏は国葬となることが閣議議決されたわけですが、1967年に行われた吉田茂元首相以来ということで、いろいろと比べてみたくなりますよね。
今後は、国語の教科書には戦後国葬された歴代首相に吉田茂氏と安倍晋三氏の2人の名前が載ることになるのでしょうから。
つい比べたくもなるわけです。
安倍晋三と吉田茂の元首相比較
戦後において元首相の国葬が行われたのは吉田茂氏のみ。
安倍晋三氏による政権は歴代最長を誇りますが、吉田茂氏と肩を並べるものとなっているのでしょうか。
吉田茂氏はサンフランシスコ平和条約
吉田茂氏の業績を簡単にまとめるとこんな感じです。
日本で国葬が行われたのは、1967年の吉田茂が最後です。
戦前は、国葬令の基準に基づいて元老などが国葬とされていましたが、戦後は国葬令が廃止されたため、閣議決定により特別に国葬とされました。
吉田茂の国葬の時には、官庁や学校は半休となり、吉田を偲んだといいます。 pic.twitter.com/2ForkBGxqG— RekiShock(レキショック)@日本史情報発信中 (@Reki_Shock_) July 14, 2022
吉田茂氏が首相となった頃の日本は戦後の不安定な社会でしたが、吉田茂氏は7年2ヶ月という長期政権を成し遂げ5回にわたる組閣などで権力を行使したことで、「ワンマン」とも呼ばれていました。
とくに大きな業績としては、サンフランシスコ平和条約の締結があげられます。
サンフランシスコ平和会議での英語で挨拶を行い、占領軍を指揮するマッカーサー元帥と渡り合ったことでも国語の教科書では有名ですね。
はたして、安倍晋三氏は国語の教科書にどのような業績が記されるのでしょうか。
国葬時の反対運動
吉田茂氏の国葬当時の首相は佐藤栄作氏でした。
サンフランシスコ平和条約に調印し、戦後復興を成し遂げた首相は国葬に値するというのがおお方の見方で、全国各地で黙とうや駅のホームではサイレンも鳴らされていました。
しかし、いっぽうで東大の職員組合が校内で抗議デモを行うなど、反対派もいたことが伝えられています。
安倍晋三は安全保障アベノミクス
安倍晋三氏の首相としての業績は、経済政策『アベノミクス』でしょうか。
本日「経済界大賞」を受賞致しました。受賞理由はアベノミクス等安倍政権の政策に対する評価でした。総理を辞めて以降、光栄なことに海外の政府、大学、団体等からは様々な賞を頂きましたが、国内では初めての事で励みになりました。感謝です。 pic.twitter.com/DCxdj2GoZI
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) January 14, 2022
日本とアメリカの関係を基軸とした外交と、安全保障政策で成果を積み上げてきました。
そして、憲政史上最長の8年8カ月を樹立し、吉田茂氏の7年2ヶ月を大きく上回りました。
安倍晋三氏も、「モリカケ」や「さくら」問題で叩かれている中での、銃撃という急展開で国葬になったことで、世間でも賛否が分かれているようです。
日露平和条約締結と北方領土問題の解決も、安倍晋三氏にとっては痛恨の極みであったと思われます。
現行憲法のギリギリを攻め、安保法制を整備し、日米同盟関係を強化したことが安倍晋三氏の最大の業績と見ている人は多いようです。
安倍晋三氏の国葬の反対理由
安倍晋三氏の国葬の反対理由は何なのか。
いや、だから、安倍晋三政権の功罪ではなくて、
統一教会の「広告塔 」だった #安倍晋三の国葬に反対します #安倍晋三氏の国葬に反対します #国葬反対 でしょ?カルト応援した人を顕彰してはいけない#モーニングショー pic.twitter.com/iPMiACXBXB
— FUMI (@kurineko235) July 25, 2022
安倍晋三氏の国葬実施に対する抗議デモが2022年7月22日午前、東京都千代田区の首相官邸前で行われ約400人が「憲法違反の国葬反対」「閣議決定徹底弾劾」などと声を上げています。
森友学園・加計学園問題
安倍晋三氏の国葬反対には、森友学園と加計学園問題への批判がもっとも大きいようです。
生前は国有地泥棒・森友問題・強姦犯罪もみ消し・桜を見るでの税金使って後援会無料招待と悪の限りを尽くして統一教会がらみの恨みの銃弾で銃殺された安倍晋三の関連で統一教会関係ある議員が多勢出てきたのは安倍晋三の功罪かな pic.twitter.com/1SJqRRsyGe
— ouendan団長 (@sououendan) July 20, 2022
SNS上でも「納得のいく説明をしていない」という理由で国葬を反対する人の意見が多く目立ちます。
国葬基準がない
国葬の基準がない。
これも国葬を反対している理由になっているようです。
SNSでは、「国葬の決定が早すぎる」という意見が多く、蓮舫氏もツイッターで、「法律もなく、国葬の定義も選定方法もなく閣議決定。」と怒りのコメントをしています。
国費(税金)負担
国葬になるば、費用は全て国費、すなわち税金から全額賄われることになります。
国費負担に違和感を抱いている人も多く「自民党葬にすればよいのではないか」「生活が苦しい国民のために使ってほしい」といった意見の人も多くいます。
まとめ
元首相では、戦後2人目の国葬となる安倍晋三氏が国葬になる理由はなぜななか。
歴史の教科書の記憶と同様に時代とともに薄れていくのでしょうか。
玉川徹氏がTV番組で「安倍晋三氏の国葬は、自民党による自民党のための国葬」と言っていたのが印象的でした。
今回は、安倍晋三が国葬の理由はなぜか、国葬された吉田茂元首相と比べて反対理由をご紹介しました。