平安時代の紫式部の着物、十二単の重さは何㎏!大河ドラマの俳優の苦労についてご紹介!
源氏物語の作者とされている紫式部の着物の重さは何㎏だったのでしょうか。
!大河ドラマなどで見る限り、かなりの重い感じがしますが10㎏超えなのか…
とすると、演技もかなり体力がいることになりますね。
今回は、平安時代の紫式部の着物、十二単ののことや重さは何㎏なのかまとめてみました。
平安時代|紫式部の着物(十二単)の重さは何㎏?
平安時代の紫式部の着物、十二単の重さを調べてみました。
紫式部の着物、十二単の重さは約15㎏~20㎏ぐらいだそうです。
紫式部の身長は145cmで、体重は50kgぐらいと推測されていますので、
十二単の着物を身に着けると総重量は、一気に65㎏~70㎏になるということになります。
凄い着物の重さですけど、いったいどんだけ着込んでるの?
そりゃ十二単というぐらいですから12着ってことですが普段からそんなに着込んでいるのか疑問がわきます。
紫式部の着物は十二単!重い衣装は普段も着てる?
紫式部の着物、十二単の重さは15㎏~20㎏ということですが、普段からそんなに着込んでるの?
冬は良いけど、夏は暑くない…
トイレに行こうものなら、そのままそっくり返って「ドボン」しそうじゃない…
紫式部は重い着物を普段から着ていたのか調べてみました。
紫式部さん、普段はそこまで着込んでないそうです。
そりゃそうですよね…普段から15㎏~20㎏の衣装なんて着てたら、ぎっくり腰になるか、筋肉ムキムキになるか。どちらかのような気がしますもん。
基本的に十二単は、平安貴族の儀礼的なときに着る着物なんだそうです。
とはいえ、平安時代の恋愛を綴った源氏物語の紫式部さんは、実際には肉付きが良い太めの女性だったという説もあります。
もしかしら十二単の着物の重さで鍛えられちゃったのかもしれません。
ちなみに、女性貴族が着ていたとされる十二単ですが、実は12枚重ねていた訳ではないという説もあったりします。
たくさん重ね着をして12枚?に見えたことから、十二単と言われるようになったという説もあります。
平安時代の紫式部の着物、十二単が15㎏~20㎏な理由
紫式部が着ていた十二単の重さは15㎏~20㎏の理由ですが、現代も着ている人がいることやウィキペディアにも載っています。
重かったのは、平安時代の貴族の女性だけでなく、男性の着物も重かったそうで、袴も長くて引きずって歩っていたそうです。
つまり、上流貴族の人たちは儀礼的なときには、ほぼ身動きがとれなかったらしいです…
そして、現代でも皇室において天皇陛下が一番尊い色は白という理由から、一代に一度だけ行なわれる重要な儀式である「大嘗祭」で真っ白な十二単を着たそうです。
この十二単を体現すべくBSのスペシャル番組で、重さが15㎏だったことが放送されています。
着物を着せ終わるまで20分かかり、女子アナがひとこと「これを着て儀式に臨まれるのは、体力も必要ですね」と。
また、ウィキペディアを見てみると、十二単は平安後期まで存在し重さは20kg程と書かれています。
紫式部の着物(十二単)が重い!大河ドラマも体力勝負
平安時代の紫式部の十二単の重さは15㎏~20㎏ぐらいと、かなり重かったようです。
でも、普段から着ていたわけではなく、儀礼的なときに着る着物でした。
2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」では、吉高由里子さんが紫式部を演じることで話題となっていますが、かなり重いことをコメントしてました。
紫式部が行事に向かう着飾は、全然動けない状態で。重くてGが増えたみたいってコメントしてましたね。
撮影での衣装もこれほど重いのですから、当時の紫式部の十二単の重さと苦労が想像できますね。
今回は、平安時代の紫式部の着物、十二単ののことや重さは何㎏なのかについてお伝えしました。